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C&V Orchesta Mandolino

CD 曲目解説


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お詫び

今秋発売を予定し受付を開始しておりました新作CD『叙情組曲』ですが、一部作品のマスタ音源に不備があることが発覚し、販売を中止する事となりました。既にご予約頂いておりました方々には多大なるご迷惑をお掛け致しますことをお詫び申し上げます。

尚、来年2月16日に、札幌にて開催を予定している『Hiro Hasegawa Memorial Orchestra』の記念として企画しておりましたCDを『叙情組曲』の収録予定であった曲目を中心とし、先行で制作する運びとなりました。


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収録曲

1. Graffiti of Music for 5 Players
2. Graffiti of Music Ⅲ for Mandolin Ensemble
3. Divertimento for Mandolin Orchestra
4. Divertimento Ⅱ for Mandolin Orchestra
5. 古風な舞曲とアリアカンタービレ

\3,000(税込み)

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Graffiti of Music 長谷川武宏マンドリン作品集 vol.2

二作目となる『長谷川武宏作品集』アンサンブルを中心として書き下ろされた『Graffiti of Music』をC&Vオルケスタマンドリーノによる演奏でお届けします。様々なバリエーションに富んだ演奏をお楽しみください。


Graffiti of Music for 5 Players

本曲はラスカルマンドリンカルテットの委嘱により作曲したものです。私のマンドリン合奏の作品は、編成、規模共に大きな作品が多いのですが、小編成の合奏、そして室内楽的な作品を書きたいという、強い思いから、作曲致しました。曲名であるGraffitiOfMusic、直訳すれば音楽の落書きとでもいうのでしようか、その通リ思いつ<ままにいくつかのスケッチをもとにしています。形式的には3楽章形式の室内楽に良くみられる急~暖~急の3つのMove.からなリ、2楽章のみ、ElegyそしてLallabyという副題が添えられています。1、3楽章共に舞曲的な性格が強いもので、単純なリズムと変拍子、極めて和声的な響きと多調を代表とする複雑な響き、といったコントラストがこの作品の基本になっています。技術的には、高度なテクニックを必要とされますが、全体を通して気楽に楽しんでもらえるように分かり易いモチーフそして構成となっています。大きな壁に描かれた様々な落書きを見て、色々な思いをはせるように、何かを感じてもらえたらこのうえない喜びです。本CDの演奏は、ギターのみ2人とした6人によるアンサンブルでのものです。


Graffiti of Music Ⅲ for Mandolin Ensemble

本曲は副題にあるように、ダンス(舞曲)を基本にした組曲形式になっています。古典的な舞曲から、現代音楽の代表的なジャンルでもあるMinimal的なもの、ブルーノート的なものなど、時代、そしてジャンルといった形にとらわれない自由な思いで書き上げました。まずは、弾いて頂くメンバーに楽しんで貰いたい、そして壁に書かれた落書きを色々な発想、想いで見つめる、そんなイメージで本曲を感じて頂けたらこの上ない喜びです。ここ数年程、私の作品は形式、調性的にも、どちらかと言えば古典的な色合いを意識して作曲していますが、本曲もその延長線上にあるものではありますが、全体を通して、古典的→現代的という繰リ返しになっています。マンドリンのアンサンブルは他の楽器に比べますと、やや音色感の薄いアンサンブルでもあリますが、雰囲気で力バーし、楽しい演奏にして頂ければ嬉しく思います。本曲は2008年3月16日Excelix Mandolin Ensambleによって委嘱初演されたものです。

1. Old Danseand Foxtrot
1/2拍子の古典的な、明るいガボット風の舞曲と古典的なジャズの旋法によるFoxtrot風の舞曲を基本に構成されています。

2. Dryade Waltz
シャンソン風のワルツです。Graffitiの1番でもワルツを書きましたがその延長線上にあるものです。新しい作品のワルツによく見られるように、単純な3拍子ではなく、アクセント的な2拍子を織り込むことによって動きの多様性や揺れを意識しています。流れるようなメロディーとしつとりとしたオブリガートを意識しています。

3. Aria cantabile
数年前に、PETER WARLOCKというイギリスの作曲家の作品でCapriol Suiteという素晴らしい曲に出会いました。エリザベス朝時代の…という古典的な舞曲を、現代の作曲家が新しい息吹を吹き込んだ、というイメージの組曲です。その5曲目のアリアが特に素晴らしく、強烈な感動を覚えました。その思いで作った曲です。和声的にも同じような手法を用い、古き良き時代の歌と新しい息吹、その融合をテーマにしています。

4. Minimal
この曲で主になる象徴的な不協和音に始まリ、Fugatoを経て一転、和声的でメロディックな舞曲が現れます。その後minimalmusicの手法による中間部を挟み、メロディックな舞曲が再現され曲を閉じます。本作品中で最も難易度の高い、変拍子による舞曲です。


Divertimento for Mandolin Orchestra

本曲は2000年1月にラスカルマンドリンカルテツトにより委嘱初演された、Graffti of Music for 5 Players の改訂版です。元の3楽章に新たに楽章を加え、4楽章形式となリました。初演版の2つの舞曲、ElegyそしてLallabyに新しく楽章が追加されたわけですが、Waltzの副題がつけらえています。原曲であるGraffiti of Music、直訳すれば音楽の落書きとでもいうのでしようか、その通り思いつくままにいくつかのスケッチをもとに作曲しました。Graffitiは、5人の奏者の為の室内楽的な響きをめざした作品ですが、今回の改作によってContrabassを加え、更に和音に手を加えることにより、ポリフオニック的な要素を強く打ち出しています。


Divertimento Ⅱ for Mandolin Orchestra

本曲は、Graffiti of Music Ⅲ のマンドリン合奏版です。編成も、木管6部、Mn6部、打楽器という、大きな編成になっています。


古風な舞曲とアリアカンタービレ

執筆中


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収録曲

1. 風の組曲
2. 風のカンティレーナ
3. 風の記憶
4. 風の組曲 アンサンブル ver.

\3,000(税込み)

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風の三部作 長谷川武宏マンドリン作品集 vol.1

長谷川武宏を代表するオリジナル作品「風の三部作」をC&Vオルケスタマンドリーノの演奏でお届け致します。ボーナストラックとして『風の組曲 アンサンブル ver.』を収録。


風の組曲 -マンドリンオーケストラの為の-

本曲は Orchesta Mandolino 第20回定期演奏会で、私自身の指揮で初演されました。「風の記憶」、「風の力ンティレーナ」と共に、風の三部作として作曲したものです。本曲は、曲名である『風』の描写の為の音楽ではな<、作曲上のイメージとして、風の存在がそこにはありました。和声的には通常の4種類からなるトライアド(3音構成の三和音)を極力回避し、4度、5度そして、その組み合わせによって生じる2度の音程を核としています。また、調性感の離脱を図るために旋法的な色合をかなり強く意識しています。「風の記憶」と同様、私の作品としてはめずらしく、和的(日本的?)な感じのする作品です。1、3楽章は共に、私の作品中でも、かなり難易度が高い曲といえます。

1楽章・Dance for the Wind 風の舞曲 Allegro fuocosamente
5/8拍子を基本とした変拍子による(いわゆるトリッキーな)舞曲と、Legatoなモティーフとの対比をテーマにしています。

2楽章・An Elegy 風の挽歌 Largo con melancolicamente
風吹き荒む、北の海を思わせるような、厳しい表情のモティーフと素朴な童歌のような優しさの唄の対比がテーマになっています。

3楽章・A Locus of The Wind 風の軌跡 Allegro con agitato
2/4拍子を基本とした、早いパッセージによる舞曲で、和太鼓のリィズムを思わせるような激しいストローク、そして哀愁を感じさせるモティーフとのコントラストをテーマにしています。


風のカンティレーナ -マンドリンオーケストラの為の-

Cantilenaとは器楽の場合は抒情的小品であリ、中世などにおいては、漠然とした、モノフオ二ーやポリフオ二ーの世俗的声楽曲を指すものであったそうです。風の三部作の、他の2作品が作風として、三音構成の和音(トライアド)を基本とした和声を極力回避し、旋法的な色合いを強く意識していたのに対し、本曲では、極めて和声的な色合いを強く出すことによって、他の曲とのコントラストをつけています。曲名のように、モティーフも抒情的な小品で、緩~急~緩の三つの部分から構成されています。<風>という何者にも束縛される事のない自由な存在に対しての、思い、憧れ、などがそこにはあり、イメージを膨らませてゆきました。


風の記憶 -マンドリンオーケストラの為の-

本曲は、大阪、浪花マンドリン倶楽部結成10周年記念定期演奏会に於いて、委嘱初演されました。このアルバムの演奏は、初演版に木管5部を加えた改訂版です。極めて和声的な抒情的小品である「Cantilena」同様、叙情的なモティーフからなる6/8拍子の舞曲、「風の組曲」のように三音構成の和音(トライアド)を基本とする和声を極力回避した旋法的な色合いを強くだした2/4拍子の土俗的な舞曲、この全く異質な2つの舞曲を核とし、さらに、ポリフォニックなレントが加わリそれらのコントラストを基本に構成されています。

<風>という何者にも束縛される事のない自由な存在に対しての、思い、憧れ、などがそこにはあり、イメージを膨らませてゆきました。この曲をお聴きくださいます全ての人が、色々なイメージを膨らませてお聴きくださればこの上ない喜びです。

すがすがしい草原の風、
力強い大空の風、様々な風…。
どこから来て、そして何処へ行くのだろう?

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